等身大ポップのすべて!種類・用途・作り方を解説
2025.09.01
「等身大ポップ」という言葉を聞いた時、店頭に立っているアイドルやキャラクターのパネルをイメージする方が多いのではないでしょうか。
等身大ポップとは、人物やキャラクターを実物と同じサイズで印刷します。
設置するPOP(Point of Purchase)の一種です。
特に店頭やイベント会場で強力な販促ツールとして使用されます。
遠くからでも目立って人を惹きつけます。
まるでそこに本物がいるかのような印象を与えることができます。
今回の記事では、
- 等身大ポップの基本的なことから種類
- 活用方法
- そして自分で作る方法
までわかりやすく解説します。
マーケティングのご担当者様、イベントの企画者様、個人で作品を制作しているクリエイターの方も、ぜひ参考にしてください。
等身大ポップが持つ効果と特徴
等身大ポップは、数ある販促ツールの中でも特に強力な効果を持ちます。
等身大のサイズが与える訴求力
等身大というサイズは、人に大きなインパクトを与えることができます。
人は自分と同じサイズのものに無意識に注目する傾向があるため、店頭や展示会に等身大ポップを設置することで、多くの人の目を引くことが可能です。
使い方次第で変わる用途
等身大ポップの用途は多岐にわたります。
- 販促:新商品やおすすめ商品の店頭販促で最も多く使用されます。
- 集客:イベント会場の入り口に設置し、来場者を惹きつける看板として使用します。
- 記念撮影:結婚式のウェルカムボードやイベントのフォトスポットとして使用されることもあります。
- 等身大パネル: 等身大パネルは等身大ポップとほぼ同義で使用されますが、ポップが主に販促目的であることに対し、等身大パネルは結婚式のウェルカムボードや個人の趣味用など、より広い目的で使われます。

等身大ポップの種類と選び方
等身大ポップと一言で言っても、用途や予算に合わせて様々な種類があります。
主な素材と特徴
等身大ポップの素材は主に以下の通りです。
- スチレンボード: 軽量で持ち運びが簡単なため、イベントや展示会での使用に最適です。安価で作成できることも大きな特徴です。
- 段ボール: スチレンボードよりさらに安価に制作可能で、短期間のイベントや販促に向いています。使用後は簡単に処分できます。
- 紙: 非常に薄い素材で、大型のポスターなどに使用されます。スタンドなどと併用して使用されることが多いです。
等身大バナーやフィギュアとの違い
等身大ポップと似たツールに「等身大バナー」や「等身大フィギュア」があります。
- 等身大バナー:等身大の人物などを印刷した垂れ幕状の印刷物です。設置に専用のスタンドが必要ですが、軽量で場所を取らないため、等身大パネルより持ち運びがしやすいメリットがあります。
- 等身大フィギュア:立体的な人形で、制作に時間と高額な費用がかかりますが、非常にリアルな表現が可能です。特に、アニメやゲームのキャラクターグッズとして使用されることが多いです。

等身大ポップの制作方法
等身大ポップを制作する方法は、大きく分けると自分で作る方法と専門業者に依頼する方法の二つです。
1. 等身大ポップの作り方(自分で作る編)
簡単な等身大ポップなら、自分でも作れます。
必要な もの
パソコン、プリンター、カッター、のり、ボード、写真データ。
作り方の手順
- 写真を撮影し、編集ソフトで等身大サイズに分割して印刷します。
- 印刷した紙をボードに貼り付けます。
- 人物の形に沿って慎重にカットします。
- 裏側にスタンドを設置し、自立するように加工します。
この方法は安価で済みますが、完成度は低くなります。
特に大型の等身大ポップを作成する場合は、印刷ムラや切り口のガタつきが出やすく、見栄えが悪くなってしまう可能性があります。
専門業者に依頼するメリット
高品質な等身大ポップを作りたいなら、印刷会社や専門業者に依頼するのがおすすめです。
高画質な印刷
業務用大型プリンターを使用するため、高解像度の写真データをそのままきれいに印刷可能です。色の再現も正確です。

豊富な素材と加工
スチレンボードや段ボールの他にも、木製やアクリル製など様々な素材に対応してくれます。
ラミネート加工を施すことで、耐久性を高め、屋外での使用も可能になります。

正確なカット
専門業者は専用の機械でカットを行うため、複雑な形でもきれいに切り出すことができます。

等身大ポップの具体的な活用事例
等身大ポップが実際にどのように使われているか、具体的な事例を紹介します。
店舗での販促事例
等身大ポップは、新商品の告知やキャンペーンのアピールに最適です。
- キャラクターを活用した販促:人気のアニメやゲームのキャラクターを使用することで、そのファンを店舗に誘導する効果があります。
- タレントのポップ:テレビで活躍するタレントを起用した等身大ポップは、店頭に大きな存在感を与え、商品への信頼性を高めます。
イベントでの活用事例
展示会やイベントでは、等身大ポップが集客の要となります。
- ウェルカムボード: 結婚式やパーティーの入り口に新郎新婦の等身大ウェルカムボードを設置し、ゲストを迎えます。
- フォトスポット: 等身大ポップと一緒に写真が撮れるスペースを提供することで、SNSでの拡散を促すことができます。
- 展示会での等身大パネル**: 等身大パネルは展示会のブースのシンボルとして使用されます。遠くからでもブースの場所を示し、お客様を誘導する効果があります。

個人での活用事例
等身大ポップは個人でも楽しむことができます。
- お気に入りのアイドルやキャラクターを自宅に飾る。
- 大切なペットの等身大ポップを作成する。
- 自分の分身として等身大ポップを作成し、プレゼントにする。
等身大ポップの相場と選び方のポイント
等身大ポップの価格は、サイズ、素材、納期によって大きく異なります。
一般的に、紙や段ボール製は安く、木製やアクリル製は高価になります。
料金の目安と注意点
スチレンボードの等身大パネルであれば、1万円から3万円程度が相場です。
業者によって価格が異なるため、複数の会社に見積もりを依頼して比較することをおすすめします。
業者選びのポイント
等身大ポップの業者を選ぶ際は、以下のポイントを確認しましょう。
- 印刷の品質:サンプルを見せてもらい、印刷がきれいか確認します。
- 対応の早さと納期:急ぎの場合は、最短納期を確認します。
- 料金の内訳:見積もりに含まれている項目を詳しく確認し、後から追加料金が発生しないか確認します。
大阪・東京で等身大ポップの制作を検討するなら
等身大ポップの制作には、デザインから印刷、加工、そして設置まで、専門の知識と技術が必要です。
特に販促目的の等身大ポップを制作する場合は、ただ作るだけでなく、集客や売上に繋がる提案をしてくれる会社を選ぶことが大切です。
大阪で創業80年の歴史と実績を持つ私たちは、様々な等身大パネルや販促グッズの制作を手掛けてきました。
お客様の要望を丁寧にヒアリングし、用途や予算に合わせて最適なご提案を提供します。
等身大パネルや販促グッズの制作を検討されている方は、気軽にお問い合わせフォームからご相談ください。