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展示ディスプレイの意味と目的を解説|効果的な手法とは

2025.08.20

「展示ディスプレイ」という言葉を聞いた時、何をイメージしますか?

  • 展示会のブース
  • 店舗の商品陳列
  • 美術館の作品

など、さまざまな形を思い浮かべるでしょう。

展示ディスプレイは、単に物を並べることではありません。

「伝えたい情報を効果的に見せる」ための表現手法です。

目的を理解し、適切な方法で構成することで、人々の興味を集め、行動を促すことができます。

この記事では、

  • 展示ディスプレイの基礎知識
  • 効果的な企画
  • 製作ポイント

まで、詳しく解説します。

大阪や東京で展示会への出展を考える企業担当者様から、フリマアプリで商品を販売する個人の方まで、必見の内容です。

展示会におけるディスプレイの重要性と効果

展示会の会場には、数多くの企業が出展しています。

その中で来場者の目に留まり、立ち止まってもらうためには、ディスプレイが欠かせません。

どのような商品であっても、まずは来場者の目に触れ、興味を持ってもらうことから始まります。

注目を集める

来場者の視点を誘導し、ブースへ誘うためには、ディスプレイを効果的に配置することが重要です。

  • 通路からよく見える位置に商品を陳列する
  • ターゲットの課題解決やサービスの特徴を訴求したパネルを設置する

など、ブースのデザインやレイアウト全体を考慮してディスプレイを考えましょう。

企業やサービスを理解してもらう

ブースは企業の顔です。

一目で何を取り扱っている会社なのかが分かるようなディスプレイを意識しましょう。

自社を認知してもらうきっかけを作りましょう。

商品の良さを最大限に引き出すだけではありません。

ブランドイメージや独自性を伝えるための工夫が必要です。

集客につながるディスプレイの考え方

ディスプレイを考える際には、

  • 販売戦略の観点からブースを見ること
  • 消費者心理を考慮すること

も大切です。

「商品が売れる」ブース作りには、VMDやAIDMAといった理論を意識することが重要です。

VMDを意識する

VMD(Visual Merchandising)は、視覚的な情報を通じて商品の魅力を最大限に引き出し、購入意欲を高める販売戦略です。

具体的には、

  • 色合いや照明
  • 陳列方法

を工夫します。

簡単に言えば、消費者が「見やすく、選びやすく、買いやすい空間」を創り出します。

  • 色合いの工夫: 商品が際立つように、ベースカラー、メインカラー、アクセントカラーを3色以内にまとめると、ブース全体に統一感が出ます。
  • 照明の効果的な利用: 柔らかい雰囲気なら電球色、清潔感なら昼白色など、企業のイメージに合わせて照明を選びましょう。
  • 陳列方法: 来場者が見やすい高さに商品を展示したり、関連商品を近くに陳列したりすることで、購買後のイメージを想像しやすくなり、購入を促せます。

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AIDMAを意識する

AIDMAは、消費者が商品を見て購入に至るまでのプロセスを表したモデルです。

  • Attention(注意)
  • Interest(興味)
  • Desire(欲求)
  • Memory(記憶)
  • Action(行動)

の各ステップを意識したディスプレイを心がけましょう。

  • Attention(注意): 目立つ色合いや大きなポスター、パネルで来場者の注意を引きます。
  • Interest(興味): キャッチコピーや分かりやすい表示で、商品の特徴やメリットを伝えます。
  • Desire(欲求): 実際に商品を手に取ったり、体験できる環境を整えます。
  • Memory(記憶): カタログや資料を提供し、商品について覚えてもらうきっかけを作ります。
  • Action(行動): 商談や問い合わせ、購入などの具体的な行動へスムーズに誘導します。

効果的なディスプレイのポイントと具体的な手法

ここからは、展示会ブースの具体的なディスプレイについて、さらに詳しく解説していきます。

動線を意識して配置する

来場者の動線は、ディスプレイを考える上で最も重要な要素の一つです。

会場内の動線だけでなく、ブース内の動線もシミュレーションしてディスプレイを配置しましょう。

  • 看板: ブース上部や目立つ場所に設置し、遠くからでも存在感をアピールします。
  • パネル・バナースタンド: ブース入口に置き、来場者の興味を引き、商品のアピールを行います。
  • 商品展示: ブースの中央や目立つ場所に配置し、商品の魅力を直接伝えます。
  • デモンストレーション: 商品展示の近くに設置し、来場者の興味を引くとともに、商品への理解を深めます。

動きや体験を意識する

人は動いているものを目で追う習性があります。

ディスプレイに動きを加えることで、自然と来場者の目に留まるようになります。

モニターで映像を流したり、デモンストレーションを行ったり、実際に商品を体験できるコーナーを設けるのが効果的です。

特に体験コーナーは、来場者が集まることで、さらに多くの人の注目を集める要素となります。

視覚、奥行き、高さを意識する

来場者は、視覚から多くの情報を得て、ブースへの印象を判断します。

目立つカラーや立体的な演出、高さを変えた展示などを意識することで、商品を強く印象付けることができます。

通路側を大々的にディスプレイするだけではありません。

ブース内部も開放感と視認性を損なわないようなバランスを考えることが理想的です。

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展示商品数を絞る

多くの来場者に商品を見てもらいたいからといって、商品を陳列しすぎると、かえって来場者を混乱させてしまいます。

本当に伝えたい「おすすめ」が分からなくなります。

魅力が半減してしまうのです。

厳選した商品を効果的にディスプレイすることが重要です。

来場者視点で確認する

ディスプレイを製作したら、必ず来場者の視点で確認しましょう。

  • 初めて商品を見る人にも伝わるか
  • 遠くからでも見やすいか
  • 動線はスムーズか

など、客観的な視点で判断することが成功への鍵となります。

展示ディスプレイ製作は専門家への相談を

ここまで、展示ディスプレイの重要性や効果、具体的なポイントについて解説してきました。

集客や企業の認知向上など、様々な効果をもたらすディスプレイですが、その製作には専門的な知識とノウハウが必要です。

大阪で創業80年の歴史を持つSPツール専門会社である私たちは、お客様の課題を解決する展示ディスプレイを提案しています。

初めて展示会に出展される方も、お気軽にご相談ください。

フリマ出品者向け!自宅でできる簡単ディスプレイ術

展示ディスプレイは企業のためだけのものではありません。

フリマアプリで商品を販売する個人の方も、少しの工夫で売上を向上させることができます。

背景をシンプルに

撮影時の背景に白い布やシンプルな壁を使用することで、商品が際立ちます。生活感が出ないように意識しましょう。

適切な照明を使用

自然光や照明をうまく使用することで、商品の色や質感を正確に伝えることができます。

小道具で演出

商品のイメージに合う小物や花を添えることで、写真にストーリーを加え、見る人の興味を引くことができます。

些細なお困りごとでも結構です。

お気軽にご相談ください。

専門のスタッフが、あなたの実現したいことと現状の課題を明確にします。