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【東京・大阪】特殊加工印刷会社比較ガイド:箔押し、エンボス、パッケージ印刷で成果を出す方法

2025.12.08

「必要なのは100部だけなのに、高い初期費用がかかる…」

急なイベントや新商品のテスト販売で、小ロット印刷のコストや納期に悩んでいませんか?

無駄な在庫は抱えたくない、その気持ち、よくわかります。

  • 「新商品のパッケージに高級感を出したいが、どの特殊加工を選べばいいかわからない」
  • 「販促物を依頼したいが、特殊加工に対応できる印刷会社が多すぎて比較できない」

東京都内や大阪の企業様、デザイナー、商品企画担当者の方で、印刷物に特別な付加価値を加える「特殊加工印刷」に関してこのような悩みを抱えていませんか?

単にインクで印刷するだけでなく、加工技術を駆使することで、印刷物は「触れられるメディア」としてその魅力を飛躍的に高めます。

私たちは、大手化粧品会社の店舗ディスプレイや高品質なパッケージを長年手掛けてきた創業80年の歴史と実績を持つ特殊印刷・加工の専門会社です。

本記事では、市場にあふれる多様な「特殊加工印刷会社」をどのように見極め、自社のニーズに最適なパートナーを選ぶかについて、徹底的に解説します。

高い集客効果やブランド力の向上を目指すマーケティング担当者様にとって、最良の一冊となることをお約束します。

特殊加工印刷がもたらすビジネス上のメリット

差別化と顧客体験を最大化する特殊印刷の技術

特殊加工印刷とは、色や形に加えて、手触りや光の反射などの「感覚」に訴えかける付加価値を印刷物に与える技術です。

  • 視覚的インパクトの増幅: ホログラム箔やメタリックインクなどを使用することで、一般の印刷では得られない特別な光沢や色を表現でき、注目度が格段に上がります。
  • ブランドの高級感演出: 上質な手触りの特殊紙に箔押しやデボス加工を施すことで、商品や企業の高い品質と信頼性を間接的に伝えることが可能です。

パッケージ印刷特殊加工で得られる競争力

化粧品、食品、そして高級商品のパッケージ制作において、特殊加工は決定的な差別化要素となります。

  • 買い手の衝動的購入を促進: 店頭で商品を手に取った際、特別な手触りや立体感は顧客の記憶に残り、購入の後押しに繋がります。
  • 機能性の追加: PP加工やUV加工などは単に見た目だけでなく、印刷物の防水性・耐久性を高め、商品を安心して保護する機能も果たします。
特殊UVニス加工による部分的な光沢表現
質感を変える特殊加工は、商品の高級感を劇的に向上させます。

代表的な特殊加工の種類と選び方の基準

箔押し・エンボス・型抜きなど主要加工の特徴と違い

箔押しは、熱と圧力で金属箔などの薄いフィルムを紙に転写する加工です。

色の代わりに光沢のある金・銀や色箔、ホログラム箔など多彩な選択肢があります。

種類特徴用途
金箔・銀箔最も一般的、高級感の演出に最適。パッケージ、名刺、冊子の表紙
色箔(顔料箔)光沢を抑えたマットな質感や鮮やかな色を再現。ロゴや図案、テキスト
ホログラム箔(特殊箔)光の当たり方で七色に変化、強い視覚的インパクト。限定パッケージ、トレードカード

エンボス印刷比較:立体感と触覚で訴求

エンボス加工は、型(凸版)と受け(凹版)で紙を挟み込み、加圧することで凹凸の立体感を生み出す技術です。

デボス加工はそれと逆にへこませる加工です。

種類特徴用途
エンボス加工(凸)紙の表面を浮き立たせ、優雅な立体感を演出。名刺、招待状、高級パッケージのロゴ
デボス加工(凹)紙の表面をへこませ、重厚で落ち着いた印象を与える。革製のような質感再現、品の良いパッケージ
型抜き加工(ダイカット)印刷後に特定の形状に紙を切り抜く(貫通)技術。ステッカー、変形ポップ、特殊パッケージ

疑似エンボスなどニス・コーティング系加工

ニス・コーティング系加工は、表面保護と質感変更の両方を目的とします。

  • PP加工・ラミネート: 光沢(グロス)または非光沢(マット)フィルムを紙に貼り付け、耐久性を大幅に高める。
  • UVニス加工: UV(紫外線)光を当てて瞬間的に硬化させるニスを使用。全面や部分的に施し、光沢を演出。
  • 疑似エンボス加工: UVニスを特定の部分に印刷し、紙の元々の質感との差で立体感を演出する技法。型が不要なためコストを抑えられる場合があります。
エンボス加工とデボス加工の比較図
エンボスは浮き立たせ、デボスはへこませる加工です。

特殊加工印刷会社の選定と見積もりのコツ

印刷会社おすすめ比較の重要視すべき3つのポイント

特殊加工は一般印刷よりも高度な技術と設備を必要とします。

  1. 特殊加工印刷事例の確認: 印刷会社が公開している事例を見て、自分たちが求める加工のレベルと近いかどうかを確認します。パッケージ加工など特定分野に強い会社か幅広い対応が可能かを見極めましょう。
  2. 自社工場での一貫加工体制: 印刷から特殊加工、型抜き、製本までを一貫して行える会社は納期や品質管理が安定しており、トラブルの際も迅速な対応が期待できます。

特殊印刷見積もりの依頼とコスト削減のコツ

特殊加工の費用は一般印刷よりも高くなる傾向があります。

適切な見積もり依頼で無駄を省きましょう。

  1. 加工の面積と使用用紙を指定: 箔押しやエンボスは加工面積によってコストが大きく変わります。最小限の必要な面積を指定し、素材と加工方法を明確に伝えましょう。
  2. 複数の会社に見積もりを依頼: 特殊加工は各社の設備や技術、ロットによってコスト差が出やすいため、複数会社を比較して最適な価格を見つけることが重要です。
  3. 版代・型代の扱いを確認: 箔押しやエンボスでは「版代・型代」と呼ばれる初期費用が必要です。再印刷時の扱い方や保管期間を事前に確認しましょう。
特殊加工印刷の見積もりプロセスとコスト削減のヒント
精度の高い見積もりは、加工面積や素材指定が鍵となります。

特殊加工印刷の活用事例と成功のポイント

印刷事例から学ぶ効果的な特殊加工の選び方

実際に特殊加工を施した印刷物がどのように顧客に訴えかけるのか、具体的事例を見てみましょう。

活用シーン特殊加工効果
化粧品パッケージマットPP加工+部分UVニス落ち着いた質感と商品名の光沢の対比でブランド価値を向上。
イベント招待状厚紙へ金箔押し+エンボス加工視覚と触覚に訴える重厚な印象で特別な場であることを演出。
販促用ステッカーホログラムシール+型抜き加工強い光沢とユニークな形状で子どもや若者に高いアピール力。

販促物特殊印刷で成功するための3つの要素

チラシやポスター、POPなどの販促物に特殊加工を活用する際、単なる装飾で終わらせないコツがあります。

  1. 目的と合わせた加工選択: 「目立たせたい」のか「高級感を出したい」のか。目的が明確であれば、箔押しやエンボス、型抜きの中から最適な加工が自ずと決まります。
  2. ユニークな素材の組み合わせ: 特殊紙(和紙や色のついた厚紙など)と特殊加工を組み合わせることで、印刷物の独自性を飛躍的に高められます。
  3. 加工とデザインの連携: 特殊加工はデータ入稿時に特別な指定が必要です。デザイナーと印刷会社が緊密に連携し、事前に仕上がりを確認することが成功の鍵となります。
箔押しを施した化粧品パッケージの成功事例
パッケージ印刷に特殊加工を加えることで、商品の印象は格段に向上します。
型抜き(ダイカット)加工を施した販促用POP
型抜きなどの加工は、販促物の注目度を高め、集客に繋がります。

特殊加工に強い印刷会社を見極める視点

印刷会社おすすめの基準と失敗しない選び方

単に格安であるだけでなく、提供される品質と納期に見合ったコストであることを「コストパフォーマンス」を重視することが必要です。

  • 安価な会社の裏側: 特殊加工を極度に安価で提供する会社は加工を外注している可能性があります。一貫した品質管理や納期対応に不安が残るため、慎重な比較が必要です。
  • 特殊紙への対応力: 箔押しやエンボスは用紙の種類や厚みによって仕上がりが大きく変わります。多様な特殊紙への対応実績やノウハウを持っている会社を選びましょう。

東京・大阪で特殊加工に強い印刷会社の特徴

大阪や東京を中心とした都心エリアには数多くの印刷会社が存在しますが、特殊加工に強みを持つ会社は以下の特徴があります。

  1. 長年の実績と信頼性: 創業80年の歴史や大企業との取引実績など、長年培った技術とノウハウがある会社は安心して依頼できます。
  2. 提案力とデザイン知識: 単に依頼された加工を施すだけでなく、商品の目的やデザインを理解し、最適な加工方法を積極的に提案できる会社が理想的です。

特殊加工印刷の設計と入稿の専門知識

デザイナー必見の特殊加工データ入稿ガイド

特殊加工を行う場合、通常の印刷データ(カラーデータ)とは別に「加工用データ」を作成する必要があります。

  1. 加工部分は100%K(黒)で表記: 箔押しやエンボスを施す部分だけを別レイヤーに分け、色を100%のK(スミ)にして作成します。これが加工用の「版」の元となります。
  2. ズレを考慮したデザイン設計: 印刷と加工は別工程で行うため、わずかな位置のズレ(見当ズレ)が生じる可能性があります。箔押しの周りに印刷色をぴったり重ねるようなデザインは避け、余裕を持たせるように心掛けましょう。

型抜き・折りなど後加工に関する知識

特殊加工の選択は、印刷物の形状や製本方法にも深く関わってきます。

  • 型抜き(ダイカット)の設計: 複雑な形状を型抜き依頼する際、抜き型データ(通常は線で表記)を作成します。安心して依頼できる会社は、標準の型(既製の型)を豊富に用意しています。
  • 折り加工と素材の関係: 厚い紙に特殊加工を施した印刷物を折り加工する場合、筋入れなどの前処理が必要となることがあります。素材の特性を理解した印刷会社に相談しましょう。
箔押し・エンボス加工用のデータ作成方法の画面
特殊加工は、通常の印刷データとは別に専用のデータが必要になります。

まとめと次への一歩:サンエイが選ばれる理由

複雑な特殊加工印刷も一気通貫でサポート

東京・大阪で「特殊加工印刷」の依頼を検討する際、貴社のパートナーは、単なる印刷会社ではなく、「ブランド価値を高める加工のプロ」である必要があります。

  • 私たちの経験と技術: 長年にわたり大手化粧品会社などの高品質な販促物やパッケージを手掛けてきた実績があり、最新の印刷と特殊加工の技術を兼ね備えています。箔押しやエンボス加工など、複雑な加工も自社で完結できる一貫体制が強みです。
  • フレキシブルな対応: 小ロットの試作から大量の販促展開まで、幅広いニーズに柔軟に対応できます。デザインの知識を持った専門スタッフが貴社の目的に合った最良の加工を提案します。

無料相談と見積りで理想の印刷物を実現へ(行動促進)

  • 「作りたい印刷物に最適な特殊加工は何か」
  • 「パッケージの型抜き加工の見積もりが知りたい」

など、特殊加工印刷に関するあらゆるご質問・ご相談にお応えします。

高品質と納期に安心をお届けするサンエイに、ぜひお気軽にお問い合わせください。