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【初心者必見】展示会タペストリー選び方!サイズ・素材・デザインをプロが解説

2025.09.26

「展示会の担当になったけど、タペストリーって何をどう 選べばいいの…?」

「業務用 のタペストリーなんて知らないし、種類が多すぎてパニック!」

大阪や東京都内でイベントや展示会ブース装飾の準備を進める担当者の皆様、本当にお疲れ様です。

展示会を成功させる鍵は、来場者の視線を一目で引くブースデザイン。

そして、その中心的な役割を果たすのがタペストリーです。

しかし、タペストリーと言っても、

  • 素材
  • サイズ
  • 印刷方法
  • 設置方法

など、選ぶべき要素が様々で、知識がないと失敗してしまいそうで 不安になりますよね。

特に初めて担当される方は、「タペストリーは布のポスターでしょ?」程度の認識で、その 奥にある奥深い効果的な活用方法を知らないことが多いのです。

弊社は、大阪で創業80年の歴史と実績を持つSPツールの専門会社として、様々な企業の集客支援を行ってきました。

今回の記事では、展示会のプロの視点から、タペストリーの「選び方」を、初心者の方でも理解できるよう徹底解説します。

この記事を最後まで読めば、業務用タペストリーの種類や効果が分かり、あなたのブースに最適なアイテムを自信を持って選定できるようになります。

回遊率の高い、問合せに繋がる完璧な展示会装飾を実現しましょう。

タペストリー選びが集客力を左右する

展示会におけるタペストリーの役割は、単なる装飾ではありません。

企業のブランドイメージを視覚的に伝え、遠くから来場者の目を引くための最重要販促アイテム、看板なのです。

展示会タペストリーの重要性

展示会会場は多くの情報で溢れており、来場者は数秒でブースを選別します。

タペストリーは、その数秒で興味を引きつけるための鍵を握っています。

適切なデザインとサイズで制作されたタペストリーは、無言の営業担当として活躍します。

タペストリーのサイズが与える視認性

タペストリーのサイズは、視認性に直接影響します。

通路から大きく目立つ大型のタペストリー(横断幕や幕)は、ブランド 名やキャッチコピーを遠くから伝える役割を果たします。

一方で、商談スペースや受付用の卓上 タペストリーは、詳細情報やメニュー一覧を分かりやすく表示します。

展示会タペストリーがブースの視認性に与える効果
展示会で目立つには、タペストリーの活用が不可欠です。

最適なタペストリー選びの3つの秘訣

初心者が失敗しないために、タペストリー 選びで最優先すべき3つの要素、

  • 「サイズ」
  • 「素材」
  • 「デザイン」

について、知識を深めていきましょう。

集客を最大限にするタペストリーサイズ選定

展示会ブースは限られた空間です。

設置場所をしっかり確認し、最適なサイズを選ぶことが重要です。

  • ブースタイプ別最適サイズガイド
  1. 壁面装飾用(背面 パネル 代わり): ブースの高さ(約2.7m)と 幅に応じた大型 タペストリーが最適です。例えば、幅3mの小間であれば、横3000mm × 縦2000mm 程度の幕や、分割した2枚 連続の タペストリーが効果的です。遠くから目立つため、ブースの全体 像を印象づけるのに役立ちます。
    • 内部リンク: 展示会タペストリーサイズ の選び方は、関連 記事で詳しく解説しています。
  2. 通路 沿いのアイキャッチ用: 縦長で視線を上に誘導するバナースタンド型がおすすめです。例えば、幅600mm~900mm、高さ1800mm 程度のタペストリーを使ったロールバナーなどが人気です。椅子や什器の上 に設置することで、人の頭の上から情報を伝えることができます。
  3. 商談スペース・受付用: A3~A1サイズ 程度の卓上 タペストリーや小型 ポスターが適しています。商品説明一覧や料金 表、キャンペーン情報などを記載し、来場者が近くで確認できるように配置します。
展示会ブースサイズとタペストリーの配置 例
ブースの寸法を測ることが、最初の一歩です。

用途に応じたタペストリー素材の選び方

タペストリーの素材は、仕上がりの質感や耐久性、価格に大きく関わります。

  • 展示会用
  • 屋外用
  • 再利用目的

など、用途に応じて最適な生地を選ばなくてはなりません。

屋内展示会向け人気素材の特徴

  • トロマット: 布製で軽量、持ち運びに便利。印刷の発色が良く、安価なため一般的に最も多く使われます。屋内 の短期間イベントに最適です。
  • 遮光スエード: 厚手で高級感があり、光沢のある仕上がりです。裏面への光の透けを防ぐため、両面印刷を行う際や、質の高いブランドイメージを演出したい場合に選ばれます。
  • ターポリン:ビニール系素材で、耐久性が高く、汚れに強く水に濡れても大丈夫な製です。屋外使用や長期間使用を目的とする場合に適しています。

展示会タペストリーのサイズは?

展示会タペストリー素材の比較一覧表
素材の違いで価格も耐久性も大きく変わります。

忘れてはならない「防炎加工」

東京ビッグサイトや幕張メッセ、インテックス大阪などの大型展示会会場では、消防法に基 づく防炎加工が施された生地の使用が義務付けられています。

タペストリーを注文する際は、必ず防炎認定を受けた商品を 選定しましょう。当社では全商品で防炎対応が可能です。

集客に直結するタペストリーデザインと印刷技術

タペストリーは何を伝えたいかによってデザインが異なります。

デザインの工夫と、高品質な印刷で来場者の興味を引きつけます。

デザインの黄金法則:視覚的訴求力を高めるコツ

  1. キャッチコピーとロゴの配置: タペストリーの上部1/3に最も重要な情報(企業名、サービス名、キャッチコピー)を配置し、遠くから見えやすい文字サイズにします。
  2. 色使い: 展示会全体のブース装飾 デザインと統一感を 持たせる色使いを意識します。ブランドカラーを強調し、背景とのコントラストを大きくすることで目立つようになります。
  3. 画像の解像度: タペストリーは大型のため、印刷時に画像が粗くならないよう、高解像度のデータ(300 dpi 以上が推奨)を準備することが大切です。
タペストリーデザインのレイアウト原則と黄金法則
デザインの原則を守って、一瞬で情報を伝えましょう。

タペストリー印刷技術の比較と選び方

  • 昇華転写印刷: 布製のタペストリーで主流の方法です。色が鮮明で耐久性に優れ、写真のような品質が得られます。フルカラー印刷に最適です。
  • UVインクジェット印刷: ターポリンなど塩ビ系素材に適した方法です。耐候性が高く、屋外用に良く利用されます。
タペストリー印刷方法(昇華転写とUV印刷)の比較
仕上がりの感 じは印刷方法で大きく異なります。

展示会タペストリーおすすめと活用方法

様々な種類がある業務用タペストリーから、集客力の高いおすすめ商品と、具体的な活用方法を紹介します。

タペストリーの種類一覧と設置方法

タペストリーと一言で言っても、設置方法や用途によって様々な形があります。

壁面用タペストリー(横断幕・垂れ幕)

設置方法: 壁面にパイプを使って吊り下げる方法や、ハトメを使って直接取り付ける方法が一般的です。

ブースの背面を覆う大型の幕は、企業全体のメッセージを伝えるのに最適です。

大型 壁面タペストリーの展示事例
ブース全体の印象を統一する中心 的アイテムです。

バナースタンドセットタペストリー

設置方法: アルミ製などの軽量スタンドにタペストリーをセットします。

ロールバナーやワイドロールバナーなど様々な型があり、持ち運びが非常に便利です。

通路沿いいや受付横など、来場者の流れを意識したスポットに配置します。

バナースタンドタペストリーの簡単設置方法
設置も撤去も簡単なバナースタンドは人気の商品です。

等身大パネルとタペストリーの組み合わせ

設置方法: 人物写真や商品の形に型 抜きした等身大パネルの裏や横にタペストリーを配置します。視覚的なインパクトが高く、写真撮影スポットとしての活用も可能です。

等身大パネルとタペストリーの連携装飾
インパクトのあるアイテムで来場者の興味を引きましょう。

タペストリー制作の流れと費用・納期

タペストリーの制作を依頼する際に知っておきたい、注文方法から納期までの流れと、価格の目安を解説します。

注文から納品までのスムーズな流れ

初心者の担当者でも安心して依頼できるよう、制作会社との流れを確認しておきましょう。

  1. お問い合わせ・ご相談: サイズや用途、納期などの概要を伝え、無料見積りを依頼します。
  2. 見積り確認と注文: 価格や仕様に納得したら、正式に注文確定を行います。
  3. デザインデータ入稿: Illustratorなどのデータを入稿します。データ 作成に不安がある場合は、制作会社に依頼 可能か確認します。
  4. 印刷・加工・納品: 印刷完了 後、パイプ加工やハトメ加工などを 行い、指定場所へ配送されます。

納期の目安と特急対応

タペストリーの納期は、注文枚数や加工の有無によって異なりますが、通常時でデータ確定後5~10営業日程度が目安です。

展示会まで時間がない場合は、特急対応(翌日発送など)が可能か必ず事前に確認しましょう。

価格を抑えるポイント

  • 既製サイズ(A0サイズ、B1サイズなど)を利用する
  • 素材は安価で軽量なトロマットを選ぶ
  • 複数枚数をまとめて注文する

さらに差をつける応用テクニック

タペストリーを単なる広告として終わらせるのではなく、ブース 装飾の全体像を考慮した応用的な活用方法を紹介します。

タペストリーと関連SPツールの連携術

展示会ブース 全体に統一感を持たせることで、ブランドイメージの向上と集客力の強化が図れます。

テーブルクロスや椅子カバーとの統一

タペストリーと同じデザインコンセプトで制作したテーブルクロスや椅子カバーを使用すると、ブース 全体に統一感が生まれ、プロモーション効果が 高まります。

特に、テーブル上のカタログや名刺、ノベルティ グッズが目立つようになるのです。

のぼり・旗との役割分担

タペストリーがブース全体 の背景や大きな情報を伝える一方で、のぼりや旗はブースの入り口や角地に設置し、遠方から来場者を引きつける役割を担います。

それぞれの用途に応じて最適なアイテムを選びましょう。

タペストリー制作の失敗を防ぐ注意点

初心者の担当者が陥りやすい失敗事例と、それを回避するための最終チェックポイントを解説します。

データ入稿時に確認すべきこと

デザインが決まり、印刷会社にデータを渡す前に、必ず下記の点をチェックしましょう。

  1. 実寸サイズと解像度: 印刷用データは、実寸サイズで作成されているか、解像度が十分か(100~150 dpi 程度でも問題ない場合もありますが、300 dpi 推奨)確認します。
  2. 色モード: 印刷用のCMYKモードに なっているか確認します。RGBモードの場合は、仕上がりの色が異なり、失敗の原因となります。
  3. 文字のアウトライン化: 使用したフォントを全てアウトライン化して入稿します。これを忘れると文字 化けしてしまいます。

タペストリーの設置・保管 時の注意点

  • シワ対策: 布製タペストリーはシワになりやすい ため、配送時は巻いて収納袋に入れ、当日は早めに広げて設置します。保管時も畳まずに巻いておくことを推奨します。
  • 屋外での使用: ターポリン 製でも、風の強い日は安全面を考慮して撤去したり、しっかり固定器具を使ったりする必要 があります。

よくある質問

展示会用タペストリーは、どこで注文するのが最適ですか?

展示会用タペストリーは、制作実績が豊富で、特急対応や防炎加工など専門的なサービスに対応している印刷会社やSPツール専門業者に依頼するのが最適です。

当社のような大阪に拠点を持つ専門業者は、東京や全国への配送実績も豊富ですので、気軽に問い合わせてみてください。

タペストリーのサイズが大きいほど効果的ですか?

必ずしも大きいほど効果的とは限りません。

大きなタペストリーは視認性が高まりますが、ブースのサイズに適切でない場合、圧迫感を与えたり、情報が多すぎて伝わらなかったりする可能性があります。

ブースのサイズに対して最適なバランスを考慮することが重要です。

タペストリー 以外に集客に役立つアイテムはありますか?

のぼり旗、等身大パネル、A型看板、フロアシート、クリアファイルなどのノベルティグッズなど、様々な販促アイテムが集客に役立ちます。

これらをタペストリーと組み合わせることで、ブース 全体の訴求力を高めることが可能です。

最適なタペストリーで展示会成功を実現

展示会タペストリー選びは、決して難しくありません。

本記事で解説した3つの秘訣(サイズ、素材、デザイン)を意識し、あなたの ブースの目的と予算に見合った最適なタペストリーを選定すれば、集客力は劇的に向上します。

業務用タペストリーの知識を深めたあなたは、もう初心者ではありません。

弊社では、大阪の地で長年 培ってきた専門知識と最新印刷技術で、東京・大阪をはじめ全国の企業様の展示会成功を強力に支援しています。

展示会ブース装飾 全体のご相談も承っておりますので、気軽にお問い合わせください。

一緒に、来場者の心を掴む完璧なブースを作り上げましょう。