「やってみなはれ~」
2022.08.04
こんにちは。
前回のブログから2年が過ぎ、久々の担当となります、
東京営業部 品質保証担当の小崎です。
2年前は、大阪本社の製造部に所属しておりましたが、
4月より東京営業部へ赴任となりました。
関東の協力会社様との連携を強化し、
製造部での経験を活かし、製品の品質をより強化出来るよう、
日々勉強しながら努めて参りますので、
よろしくお願い致します。
硬い挨拶は一区切りとしまして、
ここからは少し「本音」を出してみようと思います。
まず、大阪から転勤する事について、迷いは無かったのか?
勿論、ありました。
住み慣れ、働きなれた大阪の街を離れるとは思ってもいませんでした。
会社からお話を頂いた時、
「自分にできるだろうか…」と思いました。
いざ、頂いた話しを引き受けると決めた時、
妻にはどう話しをしようか…と考えたりもしました。
転勤の話しを妻に打ち明けた時、
数日かけて話し合うつもりでいたのですが、
そこで妻から出たのは
「もう答えは決まってるんやろ?それでいいやん?」との一言でした。
話し合いは約3分?で終了。
その一言で迷いは消え、決意を固めました。
転勤について来てくれた、妻には本当に感謝です。
転勤するにあたり、覚悟を決めたつもりではいましたが、
引っ越し時期が近づいて来た3月中旬となると、
少し寂しさはありました。
今まで、気軽に会って飲んで笑いあった友人たち。
その仲間たちに、美味しいお酒を提供して下さった、酒場のマスター。
「縁」が切れる訳では無いのですが、やっぱり寂しいものです。
コロナの経験を得て、
「リアル」・人と人が面と向かって会い、同じ時間を過ごし、共有する。
今まで「当たり前」だった物が、
より「価値」を持つようになったのでは無いでしょうか?
転勤するにあたり、実家の焼肉屋で壮行会を開いてくれた友人たち。
はなむけと、「こんな経験もしておいた方がいい」と、
20年長期熟成のスペイン産ワインをごちそうして下さった、
ワインバーのマスター。
友人たちだけで無く、お世話になった大阪本社の皆様の思いも背負い、
この街から元気に頑張ります!!
※西武池袋線所沢駅東口にある、「となりのトトロ発祥の地 記念像」
引っ越し先を聞かれた時、
「所さんの出身地、所沢」と紹介していましたが、
「知らん!!所さんって世田谷ちゃうの?」という声が大多数だった為、
言うのを辞めました。
「西武ライオンズの街、所沢」と言った方が通じます。
最後に、お気づきかと思いますが、
ブログのタイトルは偉人からの借り物です。
サントリー創業者である、鳥井信治郎氏の有名な言葉です。
では、なぜタイトルに使ったのか。
それは、この言葉の続きを知ったからです。
「やってみなはれ、やらなわからしまへんで」
何か、新しい事に挑戦しようとした時、
大阪商人の、このゆるく聞こえる言葉が、
背中を押してくれるような気がしませんか?