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水性ニスと油性ニスの違いは?DIYでの選び方と特徴をプロが解説

大切な家具や工作をより美しく、そして丈夫に仕上げたいと考えたとき、避けて通れないのがニスの選択です。

ホームセンターの塗料コーナーに並ぶ膨大な商品一覧を前に、どちらを使えばいいのかわからず、立ち止まってしまった経験はありませんか?

水性ニスと油性ニスには、成分だけでなく、乾燥時間、臭い、そして仕上がりの耐久性に明確な違いがあります。

これらを理解せずに塗ってしまうと、せっかくの作品がベタついたり、期待したつやが出なかったりと失敗の原因になりかねません。

私たちは創業80年の歴史を持つSPツール(販促什器)専門の会社として、国内有名化粧品メーカーの什器などを多数手がけてきました。

美しさと実用性が求められるプロの現場で培った知識を活かし、DIY愛好家の皆様に寄り添ったニスの選び方を伝授します。

2026年の最新トレンドも踏まえ、あなたの木工ライフがより輝くお手伝いをいたします。

塗料の基礎を知り失敗を防ぐ

要点:ニスの種類によって溶剤が異なり、扱いやすさや耐久性が変わります。

ニスの基本とdiyにおける役割

ニスとは、樹脂を溶剤に溶かした液状の塗料で、木材の表面に塗膜(塗装後にできる硬い膜)を形成して保護する役割を持ちます。

木目の美しさを際立たせつつ、水分や傷から材を守るために欠かせません。

diyにおいて、最後の手入れとしてニスを塗る工程は、作品の完成度を左右する重要なステップです。

水性と油性の決定的な違い

水性ニスと油性ニスの最大の違いは、樹脂を溶かしている液(溶剤)の種類にあります。

水性ニスは水を主成分とします。

油性ニスはシンナーなどの有機溶剤(化学的な揮発性液体)を使用しています。

これにより、乾くスピードや塗装時の臭い、後片付けの方法が大きく異なります。

水性ニスの特徴とメリット

要点:臭いが少なく室内作業に最適で、初心者でも手軽に扱えます。

水性ニス 特徴と使い勝手

水性ニスは水で薄めることができ、刷毛(はけ)などの用具も水洗いで洗浄できるため、後片付けが非常に簡単です。

乾燥前は乳白色の液に見えることが多いですが、乾くと透明になります。

木本来の自然な風合いを活かした仕上がりになります。

室内での作業でも嫌な臭いがあまり発生しないため、住宅内での小物作りや子供向けの工作にも安心して利用できます。

2026年最新トレンドの水性ウレタン

最近では水性ウレタンニスの性能が飛躍的に向上しています。

2026年の最新トレンド商品では、従来の弱点だった耐久性をカバーしつつ、さらに乾燥時間が短縮された速乾タイプが人気です。

食品衛生法に適合した、カトラリーや食器にも使える安全基準の高い製品も増えております。

家庭内でのリフォームやdiyに選ばれています。

油性ニスの特徴とメリット

要点:強靭な塗膜で木材をしっかり保護し、重厚なつやを出します。

油性ニス 特徴と実用性

油性ニスは、シンナー等の溶剤の揮発(液体が気体になること)によって硬い塗膜を形成します。

水性に比べて塗膜が厚く、非常に強い耐久性を持つのが特徴です。

飴色の深い色合いと美しい光沢が出やすく、高級感のある仕上げに向いています。

ただし、塗装中や乾燥中には強い臭いが発生するため、十分な換気が必須です。

丈夫に仕上げるための施工のコツ

テーブルの天板や階段、フローリングなど、摩擦や熱、衝撃がかかりやすい場所には油性ニスが最適です。

一度に厚く塗るのではなく、薄く塗り重ねることでムラなく綺麗に仕上がります。

重ね塗りをする前にはサンドペーパー(紙やすり)で軽く研磨することで、下地との密着性が高まり、より長持ちする塗装面を作ることができます。

耐久性と用途から考える選び方

要点:使用する場所や頻度に合わせて、保護性能と扱いやすさを比較します。

ニスの耐久性とその比較

保護性能を比較すると、一般的に油性ニスのほうが上です。

水性ニスは手軽な反面、熱い湯呑みを置いたり強い摩擦が加わったりすると、白く変色したり剥がれたりすることがあります。

一方、油性ニスは熱や水分に強く、実用的な家具の保護にはプロも油性を選びます。

ただし、近年の水性ウレタンは、日常使いの家具であれば十分な強度を持っています。

選び方の優先順位

選ぶ際のポイントは、塗装を行う環境と、完成した作品をどこで使うかです。

  • 室内・子供用品・手軽さ優先:水性ニス
  • 屋外・頻繁に触れる家具・耐久性優先:油性ニス
  • つや消しの落ち着いた雰囲気:マットタイプ
  • 鏡面のような輝き:高光沢タイプ

diyで活躍するニスおすすめ活用術

要点:ステインやワックスとの組み合わせで、自分好みの質感を実現できます。

DIY ニス おすすめの組み合わせ

木材に色を付けたい場合は、まずオイルステインなどの着色剤を塗り、その後に透明なニスで上塗りする方法がオススメです。

ステインは木に浸透して色を付けますが、表面の保護機能はないため、最後にニスを塗ることで色落ちを防ぎます。

光沢を出すことができます。

最近は、着色と保護が同時に行える色付きのニスもホームセンターで豊富に揃っています。

専門家が教える美しい仕上がりの秘訣

木工のプロとしてアドバイスするなら、塗装前のサンディング(やすりがけ)がすべてです。

400番程度の細かいペーパーで表面を滑らかに整えるだけで、液の吸い込みが均一になり、プロのような美しい仕上がりが得られます。

当社が手がける化粧品メーカーの什器も、こうした細かな工程の積み重ねで、圧倒的な美しさを実現しています。

よくある質問と回答

要点:疑問を解消し、初めての塗装でも迷わず進められるようにします。

水性の上に油性を塗っても大丈夫?

原則として避けたほうがよいでしょう。

油性ニスの溶剤が下地の水性塗膜を溶かしてしまい、シワや剥がれが発生する原因になります。

逆に、油性が完全に乾いた後に水性を重ねることは可能ですが、相性によっては密着が悪くなるため、同じシリーズの製品で揃えるのが基本です。

古くなった塗装の直し方は?

塗装が劣化して剥がれてきた場合は、古い塗膜をサンドペーパー等で完全に取り除いてから再塗装します。

一部だけを直そうとすると色の濃淡が出てしまうため、面全体を一度剥がしてから塗り直すのが綺麗に仕上げるコツです。

コンテンツのまとめ

水性ニスと油性ニスの違いを理解することは、あなたのdiy作品の寿命を延ばし、理想の仕上がりを手に入れるための第一歩です。

手軽さと安全性を求めるなら水性、強さと美しさを求めるなら油性という使い分けを基本にしましょう。

私たちは、長年培った加工技術と、厳格な品質管理が求められる国内トップクラスの化粧品メーカー様との取引を通じて、表面の美しさに対する深いこだわりを持ち続けてきました。

今回紹介した知識が、皆様の住まいを彩る大切な作品作りに役立てば幸いです。

ぜひ、用途に合わせた正しいニス選びで、世界に一つだけの美しい木工作品を完成させてください。


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