店舗の空間作りにおいて、商品の存在感を際立たせるディスプレイの役割は極めて重要です。
特に、アクリル什器はその高い透明性と加工の自由度から、多くの店舗オーナーやデザイナーに選ばれ続けています。
しかし、既製品を購入すべきか、オーダーメイドで製作を依頼すべきか、価格の相場はどの程度なのかといった点に悩む方も少なくありません。
私たちは創業80年の歴史を持つSPツール専門の会社です。
国内の有名化粧品メーカー様のディスプレイを数多く手がけてきました。
高級感と機能性を両立させるプロの視点から、2026年の最新トレンドを踏まえたアクリル什器の選び方や活用法について、詳しく解説します。
店舗の魅力を最大化し、お客様の購買意欲を高めるためのヒントを本コラムで見つけてください。
オーダーメイドと既製品の比較
要点:目的や予算に応じて、通販での既製品購入と特注製作を賢く使い分けます。
アクリル什器 オーダーメイドの強み
既製品では対応できない特殊なサイズや、ブランドロゴを刻印した独自の形状を求めるなら、オーダーメイド一択です。
板の厚みを調整して強度を高めたり、led照明を組み込んだりすることで、世界に一つだけの演出用ステージが完成します。
設計段階から専門業者に相談することで、現場の設置条件に完璧にフィットする什器が手に入ります。
店舗什器 通販サイトの利用メリット
手軽に安く揃えたい場合は、通販サイトの活用が便利です。
- スタンド
- ホルダー
- ひな壇
などの定番アイテムは在庫が豊富です。
出荷までの日数が短いのが魅力です。
ランキングや評価、レビューを確認しながら、売れ筋の型番を1個単位で注文できるため、新規開店時の備品調達にも適しています。
高度なアクリル加工技術と演出の極意
要点:最新の切削工具や研磨材を用いた加工は、アクリル什器にクリスタルに近い輝きを与えます。
精密な切削と鏡面研磨が生む高級感
店舗の顔となるメインディスプレイには、精工な技術が欠かせません。
最新の切削工具で切り出されたアクリル板の断面は、そのままでも透明性が高いですが、さらに専用の研磨材を用いてバフ掛けを行うことで、ダイヤモンドのような光沢を放ちます。
この鏡面加工は、百貨店の化粧品フロアや宝飾店において、製品のプレミアム感を強調するために多用されています。
2026年のトレンド:特殊素材とのハイブリッド
2026年は、アクリルと天然素材の融合が注目を集めています。
例えば、ウッド(無垢材)のベースに透明アクリルを組み合わせた什器や、人工大理石のステージにアクリルボックスを置くスタイルです。
また、内側に和紙や布、ドライフラワーを封入したアクリルパネルも、アパレルショップのインフォメーションボードとして人気です。
これらのハイブリッド什器は、店舗にナチュラルながらも洗練された雰囲気を与えます。
カテゴリ別・店舗什器の最適化戦略
要点:業種ごとの特性(ROHS適合や耐候性など)を考慮した什器選定が重要です。
飲食店・食品販売向けの衛生管理什器
食品を扱う店舗では、RoHS(ローズ)適合(※2)などの安全基準をクリアした素材選びが必須です。
飛沫感染対策のパーテーションだけではありません。
- 試食くんのようなセルフサービス用ケース
- パンや菓子を陳列するフードカバー
など、清潔感を維持しやすい形状が求められます。
アクリルは丸洗いが可能なため、日々の清掃が容易で、食中毒やウイルス感染の防止に貢献します。
※2 RoHS適合:電気・電子機器における特定有害物質の使用制限に関する欧州連合(EU)の指令。
什器に組み込むLEDなどの電子部品において重要な指標となります。
アパレル・服飾雑貨のVMDを支える什器
ファッション店舗では、ハンガーやバッグスタンドだけではありません。
- スリッパやシューズを展示するスクエア型の透明台
- さらには帽子やベルトを美しく見せる専用ホルダー
が活躍します。
特に、季節ごとにレイアウトを変更する店舗では、キャスター付きの台車型什器や、棚板の高さ調節が自由に行える可動式ラックが重宝されます。
これらは配送サービスを利用して一括納品することで、開店準備のコストを大幅に下げることが可能です。
運用コストと安全性のトータルマネジメント
要点:盗難防止から長期的なメンテナンスまで、実運用に即した設計が利益を守ります。
防犯対策とコレクションの保護
高価なフィギュアやCD、スマートフォンの実機展示には、盗難防止機能付きのショーケースが推奨されます。
アクリルケースに鍵(シリンダー錠)を取り付ける加工や、ケース自体をテーブルに固定する金具の取付もオーダーメイドなら柔軟に対応可能です。
また、大切なコレクションの劣化を防ぐため、紫外線をカットする耐候性に優れたアクリル板を選択することも、店舗設計担当者にとって重要な知識です。
静電気とクラックへの正しいメンテナンス
アクリル什器の最大の弱点は、静電気による埃の吸い込みと、化学薬品による劣化(クラック)です。
特に冬場の乾燥した時期は、不織布のウェアや布で乾拭きすると、細かい傷の原因となります。
帯電防止剤が含まれたクリーナーを使い、優しく拭き上げることが高品質な状態を維持するコツです。
万が一、経年劣化や衝撃で割れが生じた場合は、怪我の恐れがあるため早急に新品へ替えを行うか、専門業者に補修の相談をしてください。
2026年最新のアクリル加工技術
要点:最新の加工技術により、飛沫防止対策とデザイン性の両立が可能です。
アクリル加工 店舗での最新トレンド
2026年のトレンドとして、抗菌機能を持たせたアクリル樹脂や、再生プラスチックを使用した環境配慮型素材が注目されています。
- 看板やサインと一体化した什器
- スマートフォン、タブレットを用いたデジタルサイネージとの連結
など、ITと融合した次世代の陳列棚が登場しています。
ディスプレイ用品の多様なバリエーション
アクリルの加工技術は進化しており、透明だけでなくカラーアクリルやマット(つや消し)加工も人気です。
高級コスメのカウンターでは、ブロック状の角柱ステージや、多段式のラックが商品を美しく引き立てます。
パーツを組み合わせて自由にレイアウトを変更できるシステム什器も、店舗運営の効率化に貢献しています。
アクリル什器の価格と選び方のコツ
要点:価格は板の厚みと加工の複雑さで決まります。長期的なメンテナンスも考慮しましょう。
アクリル什器 価格を左右する要素
製作費用や販売価格を確認する際、最も影響するのはアクリル板の厚です。
- 3mm
- 5mm
- 8mm
と厚くなるほど強度は増しますが、価格も高くなります。
また、単純なカットだけではありません。
- 曲げ加工
- 接着
- 研磨の有無
によって見積もり金額は変動します。
予算に合わせて、最適な材質と寸法を絞り込むことが大切です。
店舗用什器としての耐久性と安全性
店舗で使用する什器には、耐候性(屋外での変色しにくさ)や衝撃への強さが求められます。
アクリルはプラスチックの中でも透明性と強度が優れていますが、静電気による埃の付着や、シンナーなどの溶剤によるクラック(ひび割れ)には注意が必要です。
専用の洗浄液や帯電防止剤を使用した定期的な手入れが、美しさを維持する秘訣です。
よくある質問と回答
要点:初心者の方が迷いやすいポイントをプロが簡潔に回答します。
アクリルと塩ビやポリカーボネートの違いは?
アクリル(アクリル樹脂 ※1)は透明性が最も高く、ディスプレイに最適です。塩ビ(塩化ビニル)は安価ですが透明度が劣ります。
ポリカーボネートは衝撃には非常に強いものの傷がつきやすいという特性があります。
見た目重視の店舗什器ならアクリルが一番のオススメです。
※1 アクリル樹脂:メタクリル酸エステルを主成分とする合成樹脂。
傷がついた場合の補修方法は?
細かい傷であれば、専用の研磨剤(コンパウンド)と柔らかい布を使って磨くことで、透明感を取り戻すことができます。
深い傷の場合は、再度削り出しとバフ掛けが必要になるため、無理に自分で直さず、製作した会社に相談することをお勧めします。
アクリル什器を活用しよう
アクリル什器は、透明感あふれる演出で店舗の商品価値を劇的に高めるツールです。
通販で手軽に揃える便利さと、オーダーメイドで理想を追求するこだわりをバランスよく組み合わせることが、成功する店舗設計の鍵となります。
私たち三永は、80年の歴史の中で培った技術を活かし、東京や大阪をはじめ全国のお客様へ、高品質なアクリルディスプレイを提供しています。
2026年の市場ニーズに即した最新の提案を通じて、皆様のビジネスに貢献します。
什器の選定や製作に関するお困りごとは、ぜひお気軽にお問い合わせください。




